天周でランチ。かき揚げ丼は売り切れていて、2人ともミックス天丼(穴子2つと海老1つ)を注文した。先月からもやもやしていた天丼食べたい熱がすっきり解消されるおいしさだった。
天周は私が初めて買った京都のガイドブックに掲載されていた店だ。10年以上前の話で、当時からずっと気になっていた店だったが、観光客の多い祇園に行くのが面倒で、祇園に行ってもランチタイムに行列してまで食べようと思ったことがなく、今に至る。もっと早くに行っておけば良かった。何せガイドブック掲載時の穴子天丼は800円前後(正確な金額は忘れた)、今は1100円也。とはいえ、今はミックス天丼1700円を迷わず注文できるけれど、当時は800円(+交通費)の穴子天丼を食べに出かけようとは思えなかったのだ。学生時と今では味の好みやら適量やらも違うし、仕方がない。
その日の夜はお造りを買って帰って、家でのんびり食べた。鱧(私の中では今シーズンは終了していたのだが、相方が好きなので)と鰹タタキと鯛(天然)。おいしかった。
次の日はまずケーキから。三条商店街にあるらん布袋でケーキセット。日替わりお勧めのイチジクのショートケーキとホットコーヒーをいただいた。ケーキよし、コーヒーよし。隣のテーブルの人が食べていたカレーも良さそうな感じだった。ケーキはテイクアウトもできるので、近くに行く際の楽しみが増えた。
ランチは叡電元田中の近くにあるタケリア・パチャンガにて。taqueria(iにアクセント記号)はタコス屋、pachangaはパーティーや宴会の意味。かなり肌寒い日だったので陽気な気分でとは行かなかったものの、ラテンな音楽がかかる店内で、ランチセットのタコスとサラダを食べ、マテ茶を飲んだ。
この店は学生時代からあったのだろうか。全く思い出せない。あったとしても食わず嫌いの私はたぶん入店しなかっただろうけれど。スペイン語を少しかじってみて、講義のない日はラジオのラテン音楽を聞いて過ごしていた学生時代後半であっても、その食文化に関心を向けることはなかったあの頃。隣にあるDiDi(自称インドカレー屋)や東大路を挟んで向かいのアンチョビカフェは認識していたのだが…。
というわけでタコスも初めてだったけどおいしかった。チキンとビーフとでは具のボリュームにものすごい差(前者は山盛り、後者はちょびっと)があったのが謎だったけど。生タマネギが苦手(嫌いじゃないけど舌が過剰反応する)な私でも、サルサソースをたっぷり掛けた方がよりおいしいと感じた。
日暮れ時に散歩がてら寺町通りをうろうろしていたら、かつてのパティスリー・ドゥ・リュクサンブール(夏に閉店していた)の場所で新しい洋菓子店が営業していた。新しい、というか、復活したように見えるが、店名はジェニアルになっていて、シュークリーム以外のケーキがメインになっていた。でもシュークリームは同じような味(おいしい)なんだけど…?
夕食は青葉という台湾料理屋さんへ。開店直後に入ったが、予約の団体さんも含めて早い時間に満席になった。出てくる料理がめちゃくちゃおいしいのでびっくりした。最初に食べたあんかけ焼きそばが絶品。相方が食べたくて頼んだのに私が半分近く食べたので、相方は内心ご立腹だったらしい。小籠包は肉汁たっぷり、豚の角煮も美味で、特にふわふわの蒸しパンで挟んで食べると悶絶しそうになった。もう南京町の屋台で食べ歩きしないかもしれない…。炒飯は個人的に葱がたっぷりで苦手なのだが、追加注文した春巻もやけどしそうになりながらも完食し、胡麻団子も上品な味でとても良かった。相方曰く、化学調味料をほとんど(もしかしたら全く)使用していないのではないか、とのことで、確かに変な後味が残らなかった。いい店を見つけたと相方が大変喜んでいた。
その後、たこ焼きで苦しくなったりしたけれども、なかなか胃の充実した連休だった。